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視力0.05だった私の、ICL全記録
手術から7年。盛らずに、痛かったことも迷ったことも、そのまま書きます。
第1章視力の悩みとICLとの出会い
私の視力は0.05。コンタクトや眼鏡がないと、まともに生活ができません。ドライアイやレンズのズレ、ハードコンタクトなのでスポーツ時の衝撃など、常に気になることがありました。眼鏡姿の自分があまり好きではないこともあり、視力矯正を考え始めました。
かつてレーシックが流行った時期もありましたが、会社でレーシックに失敗してまともに仕事ができなくなり、退職してしまった先輩がいたんです。画面が見えずに発狂していた先輩の姿が頭に残り、「角膜を削ったら元に戻せない」という恐怖心から諦めていました。
しかし、コロナ禍で時間が増えたのを機に改めて調べてみると、「ICL(眼内コンタクトレンズ)」に一気に興味が湧きました。レーシックの欠点である「角膜削り」や「元に戻せない」という部分が補われており、半永久的に視力を保ててドライアイの心配もない。これなら自分の悩みを解消してくれるのでは、と思いました。
第2章徹底的なリサーチと家族への相談
心配性な私は、デメリットや失敗がないか「ICL 失敗」「ICL 危険」とGoogleで徹底的に調べました。検索上位にはクリニックが書くような内容しか出ませんでしたが、唯一見つけた批判的なブログは、読み進めると「詳細は有料手記で」というアンチを装ったビジネスのようなものでした。さらにSNS界隈を調べても、驚くことに批判的な内容はほとんどなく、ようやく「危険性は少ないのでは」と踏ん切りがつきました。
手術経験が豊富で値段も比較的安い品川近視クリニックに決め、まずは無料検査を受けてみることにしました。
いきなり当日手術になるかもしれない(当日なら費用が安くなる)と電話で知り、不安が爆発して親兄弟に連絡しました。
兄の反応:「昔から目が悪かったし、金銭面に問題ないならいいんじゃない」と肯定的。
父の反応:「自分が白内障の手術をした大病院でやったら?」。しかし調べると、その大病院ではレーシックやICLはやっておらず、「ないならもう自己判断で頑張れ」と言われ、引き続き診察を待つことにしました。
第3章手術当日:検査から手術のリアルな瞬間
無料検査+当日手術の枠で品川近視クリニックへ。料金を支払った後の休憩タイム、瞳孔を開く目薬のせいで頭痛と気分の悪さがあり、外の空気を吸おうと外出しましたが、日差しが眩しすぎてトンボ返りしました。近くの文字も見えづらくなっていました。
診察と4度目の視力検査を終え、いよいよ手術へ。「さらば眼鏡、成功すれば二度とかけることはないのだろうか…」と思いつつロッカーに眼鏡を預けました。
待合室で何度か麻酔点眼を受け、看護師さんからトゲトゲの「リラックスボール」を渡されました。手のひらでコロコロしても対して効き目は……?と思いましたが、それを持って手術台へ仰向けに。
手術中のリアルな感覚
- 先生から「ライトが眩しいですけどすぐ慣れます」と言われ、液剤をかけられながらぼんやり見える状態。目は固定されているのでどうしようもありません。
- 棒状の何かが迫ってきて、目の中に何かが入ってくる感触。視界がぼんやりからピントが合った感じになり、「あぁこれがレンズなんだろう」と思いました。
- しかしそこから、目をグリグリされて……そして痛い!!
手術自体は20分ほどで終わりました。
第4章術後当日の過ごし方
帰る前に看護師さんに食べ物の注意点を聞いたところ、「特にないですが……湯気のでるものは避けたほうがいいかもですね!」と言われたので、楽しみにしていたカツ丼を中止して寿司を買って帰りました。
帰り道は、とにかく目が染みてまともに目を開けられません。転ばないように薄目をしながらなんとか帰宅。家では目が開けられないので、目薬をしながら引きこもるだけ。「寝て起きたらだいぶ落ち着く」という言葉を信じて、明日の朝を楽しみに就寝しました。
第5章術後翌日:劇的な変化と、まさかの勘違い
朝起きて目を開けると、コンタクトをしていたときのようなクリアな景色が見えました! まだ目に違和感はありますが、前日のように目が開けられないということはありません。顔を洗おうとして「今は水を付けてはいけないんだった」と思い出しました。
15時からの翌日検診に向けて準備中、スマホを触ると……あれ、近くの文字が見づらい。ちょっと遠ざければ見えるけれど、これじゃまるで老眼みたいじゃないか、と新たな不安が発生しました。
専用のサングラスをかけて品川近視クリニックへ移動。前日と違ってスムーズに動け、心配していたハロー・グレア現象もほとんど気になりませんでした(コンタクトで似た経験をしていたからかも)。
診察室での先生との会話
私「近くの文章が読みづらいのですが、慣れで解消しますか?」
先生「あー、コンタクトしてるからですかね。外せばよくなりますよ^^」
私「(……? ICLって眼内コンタクトレンズでしょ?外せないよ?)」
先生「そうです、保護用コンタクトにも度数が入っているのでそのせいだと思いますよ。いま外しますねー」
自分の勘違いでした。手術の表面につけていた「術後の保護用コンタクトレンズ」に度数が入っていたのが原因。外してもらってからは、さらに視界がクリアになった気がします。
手術から一か月後、視力検査や眼圧検査を受けた後、医者と面談して両目1.5で問題なしとの診断を受けました! 温泉や激しい運動も解禁され、ついに自由な裸眼生活を行えるようになりました。
結び7年後の今
以上が、私の体験になります。あれから7年たちましたが、今も裸眼で楽しく生活しています。眼鏡をかけていた頃のクセ(外す時に顔に手をやってしまう仕草)も、すっかりなくなりました。
視力 0.05 → 両目 1.5、そのまま7年。